 収集されたイセエビたち |
当日は地元漁業者、行政関係者やマスコミなど総勢で60名を越える参加者の中、盛大に開催されました。 イセエビ型は海から2基引き揚げられ、実際にイセエビの数を計測したところ91個体が確認でき、中には珍しいガラスエビといわれるイセエビの子供も見られました。また、海藻が繁茂している表面にはアワビやサザエも確認され、JFシェルナースの効果を直に参加者の皆さんに伝えることが出来ました。
 引き揚げ後の計測状況 |
引き揚げられたイセエビ型を再設置し、イセエビを再放流した後港に戻りました。そして野母崎行政センターにて意見交換会を実施するとともに、同海域に設置している7.0型魚礁を事前に潜水ビデオ撮影したものを放映しました。そこにはイサキ、アジの群れや高価なクエなどが確認でき、魚礁の形状についての要望など含め詳細な意見が飛び交いました。
 野母崎行政センターにて |
またこの見学会は地元メディアや業界紙に取り上げられ、テレビニュースでは「アワビやイセエビの高級マンション」として紹介されるなど、より多くの方に知って頂けたと思います。
 7.0型に群がるイサキ・アジなど |
イセエビの幼生、稚エビ時代の生態はまだまだ解明されていませんが、地元の漁業者を始め、関係者もこの成果に満足されている様子でした。 JFグループではこれからも浜の声を聴き、より良い商品の開発と普及に努めていきたいと思います。
(JF全漁連 購買事業部資材課)
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