貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。
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第06号(目次)
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■シェルナース効果調査事例
現在、日本各地に設置させていただいている
シェルナース
。今回は海の緑地化に貢献している3地区についてご紹介します。
前回、シェルナースNEWS 5号にてご紹介させていただきました今治市の“
クロメ
クログロ
”
シェルナース
。本当に
クロメ
が黒々と群生しているのです。
そこで興味津々軍団の我々は、「実際に
2.2型
1基分に着生している海藻類がどのくらいの量になるか?」の調査を開始しました。今年2月に調査した結果では、なんと
クロメ
だけで約44kg(湿重量)もありました。これって、例えば、女性1人分の重さの
クロメ
が魚礁1基分に生えているってこと?すごいですよね。
今後もこの
2.2型
を追跡します。お楽しみに!
写真 上:2.2型に生い茂る
クロメ
下:海藻サンプリング状況
写真 1.6型に育つ
ヨレモク
今や日本中うどんブーム!讃岐うどんと言えば、そう香川県です。香川県では現在11箇所に沈設されています。
今回ご紹介しますのが「二十四の瞳」で有名な小豆島内海町です。瞳と言えば目、め、芽・・そう
ヨレモク
の芽が沈設されている
1.6型
で見られました。香川産のコシの強さで育ってくれますように!
皆さんご存じの関西国際空港付近にも
2.2型
は沈設されています。ここでも、なんと!沈設1年目にして多くの
カジメ
がすくすく育っています。
泉南市から近い岬町ではカキ殻パイプに生えた
カジメ
の根本に
アオリイカ
が多数産卵している様子が見られています。いまや
カジメ
ベッドの整ったこの
2.2型
は、
アオリイカ
にとって産卵準備万全の施設です。
アオリイカ
さん、産卵の際には
シェルナース
産婦人科へいらっしゃい!!
写真 2.2型に生い茂る
カジメ
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