JFシェルナース
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貝殻で作られた魚礁「JFシェルナース」により、貝殻が微生物や小型動物の棲みかとなり魚を育て、海を育みます。海のものを海に戻す、これぞ大自然の法則。

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【PAGE.4】
   平成14年5月24日〜26日、鹿児島大学水産学部において平成14年度 日本水産工学会 学術講演会が開催された。弊社では、現在力を入れて取り組んでいる藻場造成に関する研究として「基質によるカジメの固着力の変化」という調査結果を報告した。
   この研究では、シェルナースのメッシュパイプ(餌料培養基質)と平坦なコンクリート面に着生するカジメの固着力を比較している。それによると全長40cm程度のカジメの場合、メッシュパイプに着生したカジメの固着力はコンクリートに着生したものの約1.4倍に達することがわかった。
   固着力はカジメが生長すればするほど大きくなる。前ページの藻場造成システムにより種苗の仮根をいち早くメッシュパイプに着生させれば藻場回復の期待は大きくなる。

平成14年度 日本水産工学会
学術講演会 講演論文集 P.65〜68
固着力を測定する発表者

図 カジメの藻長と固着力の関係
壇上で講演する発表者
新機種紹介


   シェルナースシリーズに新しく「10.0型」が加わった。
   最大の特徴は何と言っても礁高10m、空容積は500空m3を越え、3階建のビルに匹敵するという大きさだ(わが家より大きいかも・・・)。    同じ増殖型魚礁のシェルナース6.0型と比べても空容積は1.5倍以上だ。
   シェルナース10.0型は大水深域においても餌料供給機能、幼稚魚保護機能などの増殖機能が発揮できる全魚種対応型魚礁として開発された。
   実物の写真はこの誌面に間に合わなかったが、右の絵を見てもらえればその大きさが想像できるだろう。

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