4.ゼロエミッションをめざして 〜シェルナースによる貝殻の有効利用〜

 
 
   シェルナースはバイオマスである貝殻を有効利用した人工魚礁としてこれまで多くの実績を積み上げてきました。今回は7月に発行された「水産資源の先進的有効利用法-ゼロエミッションをめざして-」の中で「廃棄貝殻による人工魚礁漁場の造成」というタイトルでシェルナースについて掲載して頂きました。
▽概要文です
「廃棄貝殻による人工魚礁漁場の造成」
Abstract(概要)
   海洋生物資源の維持・増大が世界的に重要な問題となっている。そこで廃棄貝殻を利用して、生物増殖機能を重視した新しいタイプの人工魚礁を開発し、魚介類に対する効果を検証した。この魚礁には魚類の良好な餌である甲殻類、多毛類のほか、海藻類など多くの生物が、平面構造のコンクリートに較べて多く着生していた。またこの魚礁は魚介類の餌場、隠れ場、休息場、そして産卵場として機能しており、蝟集魚の量は年々増大した。



 
 
   平成17年8月4日、長崎県佐世保市の西海国立公園九十九島地区を中心に開催された「第47回 自然公園大会」の野外活動プログラム、「漁村集落体験学習ツアー」が同市浅子漁港内会場にて行われました。地元小学生とその保護者がシェルナースの心臓部「貝殻入りメッシュパイプ」(餌料培養基質)を製作体験し、親子で夏休みの思い出作りを楽しみました。
 
掲載した写真は佐世保市相浦漁協より提供していただきました。どうもありがとうございました。

 
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