JFシェルナース

貝殻を充填したメッシュパイプを組み立てて作られた魚礁「JFシェルナース」は、リサイクルの推進に繋がると共に、微生物やさまざまな小型動物の生育の場を供給し、里海の創出と生物多様性の向上に貢献します。また貝殻の持つ生物増殖機能が漁場の水産環境整備に寄与します。JFシェルナースの開発・製造の他、魚礁漁場調査を行う海洋建設株式会社。

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トップ > スタッフのつぶやき > 2010年04月号

 Weekly Column  【2010.04.30】
   4月ももう終わりですね。ここ岡山でもチヌとタイのノッコミが最盛期を迎えつつあります。今回は前回紹介したフカセ釣りのポイントについて書きたいと思います。
   チヌやタイは地続きの防波堤からでもねらえますが私は渡船を利用して沖磯によくいきます。防波堤や磯にいくにしてもまずはその釣り場がどのような場所か情報を仕入れておく必要がありますね。というのもノッコミの時期のチヌは水深があまりなく、潮の緩いところが主なポイントになります。タイの場合は水深があり釣り場の近くに本流が通るような場所がポイントです。自分が釣りたい魚種に合わせてポイントを選択しましょう。釣り道具屋に聞くのが手っ取り早いので利用してくださいね。特に瀬戸内海は潮の流れが速いですので釣りをする時間帯でポイントを選択してくださいね。
   前回のコラムでも書きましたがフカセ釣りはマキエを撒く釣りですので撒いたマキエがたまるところがポイントになります。例えば潮筋にある沈み根や本流の壁といったところですね。潮は一定に同じ方向に流れているわけではありませんから、潮の流れを見ながら同じところにマキエが流れていくように心がけましょう。といっても初めはなかなかうまくいかないと思います。あとは経験でしかないですから、釣れなくても何回も行くことをお勧めします。そういう私も始めて半年間はタイもチヌもまったく釣ることが出来ませんでしたから。でも最近ではフカセ釣り専門の雑誌等も多くありわかりやすく解説してくれているので私のようなことはないと思いますよ。
   自分で作った仕掛けと考えたコマセワークで釣った魚は間違いなく釣れた魚ではなく釣った魚です。フカセ釣りで初めて釣れたときの感動は今でも忘れられませんね。皆さんもぜひ挑戦してこの感動を味わってみてはいかがですか。

 Weekly Column  【2010.04.23】
   皆さんこんにちは今週のコラムは前回に引き続きフカセ釣りについて書いていきたいと思います。えーとまずは仕掛けからいきましょうかね。私がチヌを狙うときの仕掛けは大まかに2パターンです。チヌ竿1号、リール2500番、道糸2号、ハリス1.5号これはあまり変えません。変えるのは浮きの種類と浮力ですね。しっかりと浮きを浮かして釣りたいときはだいたい自立タイプである程度自重のある棒浮きを使用してます。浮力は水深と潮の速さを考慮してB〜5Bまでを使い分けます。棒浮きはドングリ浮きに比べ多めに予浮力があるものがほとんどです。そのため浮きの浮力分のオモリをハリスとの結合部に打ってやり、予浮力分のオモリをハリスに段打ちします。こうすることで瀬戸内の複雑な潮の中でもしっかりと仕掛けを張ってやることができますね。この仕掛けはチヌの食ってくる水深がある程度決まっているような状況でよく使います。浮き下調整で一定の水深をキープできますからね。それに浮きが浮いているので小さなあたりも浮きに出てわかりやすい仕掛けです。
   次にもう1パターンの仕掛けなんですが、今度は軽めの浮力のドングリ浮きを使用します。浮力は00〜G2までを主に使ってます。棒浮きを使用する目的と大きく違うのが浮きを沈めることを前提に使用するところですかね。そのため浮きの下に仕掛けの潮受けを良くしてやるために潮受けクッションを固定で付けてます。潮受けクッション自体に若干の浮力があるので、浮きの浮力より1ランク重たいオモリを道糸との結合部に打ってやります。あとはハリスにG5程度の軽いオモリをだいたい2個段打ちしてやって完成です。この仕掛けはチヌの釣れる水深がまちまちでわかりづらいときや、潮の流れが水深の深いほうに流れていくときに仕掛けの沈降速度が遅いので幅広い水深を探ることができますね。エサがそこについてもチヌは食ってきますので問題なしです。ただ浮きが沈んで見えなくなるとあたりを海面の道糸の動きか穂先でとらなければいけないので小さなあたりは取りにくくなってしまいます。エサ取りが多いときなどは難しいです。初めてフカセ釣りをやられる方は最初の仕掛けが扱いやすく当たりも明確に出やすいのでお勧めですね。
   自分はこんな感じの仕掛けを日ごろ使っているわけですが他にももっといろいろ小物や浮きといった道具があるので自分にあった仕掛けを作ることをお勧めします。それも楽しみの一つですからね。それでは今週はこのへんでまた来週。

 Weekly Column  【2010.04.16】
   今月のコラムも早いものでもう3回目ですね。4月も中旬になりここ瀬戸内海の海水温もいい感じに上がってきました。海水温の上昇と共にチヌ(黒鯛)やマダイが産卵に備えてエサを沢山食べるようになってきます。そんなチヌやマダイをターゲットに狙う釣り方にフカセ釣りというのがあるんですが今回はそのフカセ釣りについて書いていきたいと思います。
   フカセ釣りを簡単に言うと「撒き餌を撒きながらやる浮き釣り」です。簡単に言ってしまえばこんな感じなんですが実際は撒き餌の種類、竿、リール、浮き、その他の小物にいたるまで沢山の商品があり、その組み合わせで大変奥の深い釣り方なんです。沢山紹介したいのは山々なんですがとても紹介しきれないので実際に自分が使っている道具や釣り方を紹介させてもらいます。
   まずは竿なんですが、一般的に磯竿と呼ばれる竿で長さは5.3m、調子は先調子のもの号数は1号〜1.75号。リールはレバーブレーキのついたもので、ダ○ワで言うところの2500番クラスのスピニングリールを使ってます。道糸はフカセ釣り専用のもので1.7号〜2.5号、浮きはどんぐり浮きや棒浮きの00〜1.5号、ハリスは1.2号〜2.5号、ハリはグレバリの6号〜8号、それから半円シモリや潮受けクッションといった小物各種を状況に応じて使い分けてます。
   続いて撒き餌は6時間ほどの釣行でオキアミ生3キロブロック1枚に配合エサ2から3袋を混ぜたものを使ってます。
   ざっと書きましたがこんな感じですかね。前回紹介した銅付仕掛けよりも小物も多く実釣開始までにいろいろと揃えないといけないものも多くお金もかかりますが面白い釣りなので是非やってみてください。今回はこのくらいにして次回からは仕掛けやポイントについて書きたいと思いますのでまた来週。

 Weekly Column  【2010.04.09】
   皆さんこんにちは、今回は前回の続きで使うエサや釣り方なんかを書いていきたいと思います。
   まずはエサなんですが、主に「小魚、エビ、ゴカイ」などを使います。今の時期ですと小魚系のエサをお勧めします。例えばメダカやモロコそれから白魚ですね。私の場合、白魚は少々値段が張るのでメダカを良く使ってます。モロコに比べ海水に漬けてもしばらくは弱りません。それに身も柔らかくメバルの食い込みもいいような気がします。もう少し時期がずれるとゴカイや砂ムシといったムシエサが良くなってきます。
   続いて釣り方なんですが、メバルは海底の根周りや藻の際、潮目など何かしら海に変化があるところに集まっているのでそれらのポイントに向けて仕掛けを投入します。いったん海底まで仕掛けを落としてから10秒ほど糸を張ってあたりを待ちましょう。あたりがなければ竿をしゃくってそのまま糸にテンションをかけて重りが海底に着くのを待ちます。落ちている最中にもあたりがあるので注意してくださいね。あとはこの作業を繰り返して足元まで探ってくればOKです。あたりがない場合は仕掛けの投入ポイントを変えて同じことを繰り返してください。
   以上がざっとした釣り方です。手軽に始められる釣りなのでぜひやってみてくださいね。
   それでは今週はこの辺で、また来週。

 Weekly Column  【2010.04.02】
   皆さんこんにちは。最近は暖かい日が続いてますね。春までもう一息といったところでしょうか。段々暖かくなるにつれて、釣り物のターゲットも段々と増えていき本当に楽しみな季節になってきました。
   そこで今回のコラムでは春に狙う釣り物とその釣り方についてご紹介していきたいと思います。ちなみにほぼ個人的な意見になってしまうので聞き流しちゃってください。

   第1回目の今回は春の定番「メバル」について書きたいと思います。
   今の時期メバルはちょうどイカナゴの新子を食べて丸々と太って大変おいしくなってますね。近くの防波堤などから釣れるうえに食べてもおいしい一押しのターゲットです。
   釣り方としては、浮き釣りでもいいですし銅付で狙ってもいいですし最近流行のメバリング(ルワー釣り)なんて釣り方もあります。一番お手軽なのは銅付仕掛けですかね。
   仕掛けの形状としては一番下に2〜3号程度の重りがついていてその上の幹糸に3本程度のエダスが出ているものがお勧めです。ちなみに仕掛けは釣道具屋に行けば色んな種類のものがあるので店員さんに聞いて購入してください。
   竿は先調子で長さは4m程度ものがあれば十分です。リールはスピニングリールでダ○ワの企画で2000番〜2500番程度のものがお勧めです。それから道糸は2号〜3号程度でなるべく伸びの少ないもの例えばブラックバス用の道糸なんかがお勧めです。まとめると「竿、リール、道糸、仕掛け、重り」これだけあれば始められますね。

   書き始めると止まらなくなってしまいますね。ほっとくと長くなりそうなので今週はこのあたりでやめときます。というわけで来週はこの続きの釣り方をごそごそ書きたいと思いますのでまた来週。
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